色彩感覚

JiJi

2009年03月19日 02:45

そもそも、色とは赤から紫に至るスペクトルであって、ヒトの作り出した主観的なものに過ぎません。
私の思っている赤が他の人の思う赤と100パーセント同じとはかぎらないし、魚にとっての赤は全く違うものだったり・・・。
感覚自体が、非常にあやふやなものです。

ヒトと魚で可視スペクトルの最も大きな違いは紫外線領域。
ヒトで見えない紫外線が魚では見えているそうです。
またヒトに見えていないからといって、そこに色が存在しないとは言い切れないんですよね?

そして紫外線が見えなきゃいけない意味が魚にはあるはずなんですよね、たぶん!

まだまだ、色彩感覚には諸説あって、日本近海の魚は色盲であるとか、トラウト系や熱帯の色鮮やかな海の魚は、色彩感覚は逆に鋭いとか、青と緑の見分けがついていないだとか、網膜以外の感知システムがあるだの・・・。

元来ルアーは英語の誘惑物、おとり、罠に語源を有するとされる。
視覚刺激も重要な意味を持つであろうとは思うのだが、コレといった決め手を欠いているのも現実。

言い換えるならば、センサーというべき感覚の不思議さが、問題をより複雑なものにしている気がします。

もっとかんたんに言うと、魚について、知らないことが、多すぎるんですよね~!!

世の中、樹医や獣医はいても、魚医はいない。

お魚関係の知識は利権と絡みやすくて、表に出にくいような気もしますし・・・?

個人的には、釣りは学問性の高い趣味だと思うんですけどね~?

どうなんでしょ?


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