チヌ飼育⑦魚体観察
大抵の魚がそうであるように、その体調を判断するには、各ヒレ、体色、体のツヤなどを注意深く観察します。
充血、白濁、変色、変形など何となくいつもと違うと感じたら絶食して様子見ます。
またチヌは水槽内の同じ場所に留まっていることが多いのですが、これまでいなかった場所(濾過槽から水が落ちてくる場所など)に急に居場所を変えたりしたときも注意が必要です。
最も重篤な症状としては、口を半開きにして呼吸数が増えます。あちこち力なく泳ぎ回り、そのうち逆さになったりしてまともに泳ぐことが出来なくなり死を迎えます。
いったん調子が落ちたチヌを元の状態に戻すのは至難の技です。
病気させないように飼うこと、当たり前のことなのですがコレがなかなか難しいのです。
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