キビレ飼育日誌③照明
午前中見たときは、水槽中落ち着きなく泳ぎまくっておりましたが、夕方には中央付近でステイしてました。
早く水槽に慣れてくれるとよいのですが、品種的に真チヌよりキビレのほうが動きが活発で神経質に思えます。
一日中ガラス面にぶつかり、こすりを続けておりますと体表のヌメリが取れてしまい、顔には熱帯魚のディスカスみたいな青白い光が浮かび上がり、胴体やヒレは白っぽく見えるようになります。またエアレーションの泡が体についたままの状態で取れません。ヌメリの取れた魚体は細菌、寄生虫の侵入を容易にし、危険な状態になります。一刻も早くこの行為をやめさせる必要があります。
私の場合、水槽に覆いをして中から外が見えないようにします。また、照明は行いません。
玄関など人通りが多く、夜間に明かりを点けたり消したりする機会の多い場所では特に注意が必要です。
夜帰宅して玄関の明かりを点けた途端、ゴツン(チヌがガラスにぶつかる音)、バシャ(海水が飛び出す音)、ギクッ(何が起きたのか理解できぬまま驚くだけの飼い主の心臓の音)な~んてことになりかねません。
見たいのは山々なんですが、観察は必要最小限で!
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