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2009年02月09日

ルアー・色(その二)

五感は自己と他者との関係や、自己の置かれている環境を知る上で非常に重要な役割をもっていて、いわばセンサーとも呼べるものです。

色は視覚によって得られる情報のひとつです。

色によって得られる情報は様々で、種類を見分けるものであったり、エサを表すものであったり、外敵をあらわすものであったり、繁殖、闘争を表す者であったり・・・。
こういったものは、アピールカラーと呼ばれますね。

一方で環境である、石ですとか、コケ、水の色などは、ナチュラルカラーでしたっけ?

ここで注意すべきは、色は光が存在してこそ意味があるもので、真っ暗闇では何も見えないのは、ヒトも魚も同じということ、そしてもうひとつ、水中と陸上とでは色が違って見えるということです。

では、本題のルアーの色についてですが、私のホームの川についてターゲットをチヌとして考えて見ます。

チヌがボラ稚魚を狙ってやって来ているとしますと、アピールカラーはシルバーとなります。ゴールドと比べて夜間でもその反射は落ちにくいとされます。
ところが、大抵のアングラーが使うこの色、チヌにとっては警戒を要する色となりうることは容易に想像がつきます。いわゆるスレですよね。
また、ヒトでも同じですが、刺激にはくりかえされることで順応がおこるという特徴があります。
そうなると、警戒はおろか、無視ですね!

結論ですが、環境を読み、色について理解を深め、真のアピールカラーを見つけ出す。コレが大事!
一般的なものじゃなく、普遍的でもない、あなただけしか知らない、その一瞬のひらめき、見つけようじゃありませんか?

ちなみに今回、透明ポッパー買った理由、お教えしますね。

先日、ポッパーでセイゴ釣りましたね?
あの時、めちゃくちゃセイゴチャンたちミスライズしてまして、その時思ったのが、こいつら見えてないんじゃ?ということなんです。

その時は、橋の真下、橋脚の根から投げておりまして、私は街灯に照らされないように影に入りました。
ポッパーは水面、セイゴはその下1M弱に位置しておりました。
セイゴからは、完全に逆光でした。
ルアー・色(その二)

こんな感じに見えたんでしょうか?
本当はグリーンタイガーみたいなやつですけど、、、?

では、透明なヤツだと?
ルアー・色(その二)

あくまで、逆光での話しですが、さて、あなたならどっち?ニコニコ



タグ :カラー

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この記事へのコメント
先日は、偉そうなコメントを書きまして、失礼しました。
うんじゃ、書くなよってか!(爆)

昨日に引き続き、二日連続となるカラー講義、興味心身で読ませてもらいました。

早くも、続きが読みたいですね!
Posted by おしんおしん at 2009年02月09日 22:59
こんばんは。
デイゲームですが、キビレに透明のペンシル使ってます。
最初は、透明に抵抗がありましたが、不思議とよく当たります。
カラーについて無知な部分が多いので勉強になります。^^
Posted by tjtj at 2009年02月10日 00:39
大変興味深く読ませていただきました!

私のカラーに対する考えは去年の1月に4話書いていますのでご参考に。

今回のjijiさんのお話は「光の透過性の重要性」ですよね。私は先のブログでも書いているとおり、カラーはレーザー(ホロ)、メタリック、パールの3パターンでしか考えておりません。その3パターンとjijiさんがおっしゃる透過性の組み合わせでそのときにあったカラーを探します。

いろいろ考えるのは面白いですね。jijiさんと私は考え方が似ている気がしてうれしくなりました。

シーバスがミスバイトするのはアクションとスピードがセイゴの定位水深と活性に合っていないか、シーバスが吸い込みきらないサイズ・浮力のルアーを使用しているかのどちらかで、見えていないわけではないと私は考えています。
(彼らも餌を食うプロですから)
どうでしょうか?
Posted by HARUHARU at 2009年02月10日 01:06
こんにちは!

面白い問題提起ですよね。

魚類が色覚識別出来るかどうかということについて、
様々な研究がなされていますが、決定的なものはないようです。
ほとんど色覚はないのではという専門家が多いようです。

でも個人的にはチヌは色を見分けると思ってますし、赤外線領域の
視覚があると思います。
(赤外線距離測定のカメラを向けると逃げます!!)
蝶類が紫外線領域にも視覚がありますので、もしかすると魚は人間の視覚とは全く異なった視覚領域を持っているかもしれません。

ジップ○イツからザブラ○ッパーというルアーがでてますが、クリア系のアタリは見事です。
原色系はポップ○イーン、クリア系はザブラがお気に入りですがどんな時に使えばいいのかまだまだ修行不足です。

こんなときにはこの色がいいやろー、、、というくらいになりたいです、、、!
Posted by 軟弱釣師 at 2009年02月10日 15:19
おしんさん、こんばんわ~

>失礼しました

とんでもないですよ~!
たいした事書いてるわけじゃありませんので、お気軽にカキコお願いいたしますです~!
次はもう少し私も勉強してみてからにしようと思います。。。

tjさん、こんばんは~

>不思議とよく当たります

そうなんですか?面白い傾向ですね~!
私は日中キビレ釣ったことがないので、ぜひ試してみたいと思います。
貴重な情報ありがとうございました。

HARUさんこんばんは~

ブログ拝見しました~!
多分、HARUさんのブログに初めてお邪魔したのがこの記事だったと思います。もう1年以上前になるんですね~、、、、。
今後ともよろしくです~!

>餌を食うプロ

ライオンの子でも最初から狩りが上手な訳じゃありませんよね?
発育途上ということで・・・。

軟弱釣師さんこんばんは~

>赤外線距離測定のカメラを向けると逃げます
錦鯉も逃げるんですよ~。
>蝶類
モンシロ蝶の実験、テレビでみました。雌雄の模様の違いが一目瞭然でしたね。しかし、あの暗視ゴーグルの画像みたいな視覚持ってるんでしょうかね?
興味がつきませんね?
Posted by JiJiJiJi at 2009年02月10日 20:40
こんにちは
はじめまして よっさんと申します
興味深い話でしたので コメントさせていただきました
自分は あまり 色は気にしていません
かっこいいと思ったカラーを 使いますね(笑
チャートパール系かホロ系の 2パターンで考えています
自分は タイミングとレンジを合わせるのが1番重要と 思っています
1晩で 10匹とか20匹とか釣れるんだったらカラーも重要だとは思いますが
なかなか釣れないもので…
Posted by よっさんよっさん at 2009年02月26日 13:02
はじめまして~よっさんさん

>チャートパール系かホロ系の 2パターン

わたしも最近はレーザーワカサギ一色でもなんとかなるんじゃ?
なんて思うようになりました。

ただ、このカラーでも橋の街灯真下で使用した場合と、暗闇とでは圧倒的に後者で分があると感じてます。

馬鹿の一つ覚えで、ダイワのDr.ミノーばかり使っておりますもので・・・。
Posted by JiJiJiJi at 2009年02月27日 00:36
 
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